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COMMUNICATION

首に対する美意識!!

台風が過ぎ去り梅雨が明けたと思ったら、うだるような暑さが続いていますね。
皆様、熱中症にはくれぐれも気を付けてくださいね。

7月の連休は「見た目のアンチエイジング研究会」に参加するために名古屋へ行ってきました。
この研究会は1年に1回あり最新のアンチエイジングについてのトピックスが発表されるので、私も楽しみにしているものです。
その中で、「首の若返り治療」という講演がとても興味深く面白かったので一部紹介します。

「白鳥のような首」という表現がありますね。
バレリーナを想像させる言葉で、女性的な姿は優美で、実際女性の首は男性より長く、先細りとなっています。
これは、男性の筋肉組織がより強いのに比べ、女性の胸部が短く、胸骨の先端が背骨に比べて、男性より低い位置にあるためなのです。
たとえ身体を垂直な姿勢に保つように鍛え抜かれた男性のバレリーナであっても、首の長いことではこのために女性に太刀打ちすることはできません。
首長族(Kayan people)というのを皆様ご存知ですか?
村落内の選ばれた女性が首に金色の真鍮リングをまとう民族で、5歳くらいになると首にはめて生活する習慣があります。
首長族にとっては、リングの数がどれだけ多いかは、大きな関心事なのです。
というのも、首長族の男性はどれだけリングの数があるのか?つまり、どれだけ首が長いかで、部族の女性の美人度を計るからです。

西洋人と日本人の首に対する美意識が違うということは次のようなことからもわかります。
西洋人は前から見て首が長いことを美しいと考えることに対して、日本人は、前から見ると西洋人より顔が大きく首が短く見えるため、首を後ろから見ることを強調したのです。
それは「日本人の襟足の美」に現れているのです。
日本の女性が顔を伏せてうなじを見せるのは、襟足がヨーロッパ系よりはるかに長く、きれいな上に白人よりも豊かでやわらかな耳たぶの紅潮が、頭頸の中で最も白いうなじに映えて美しく感じるという、風土が育てた姿勢と言えるでしょう。

また「小股の切れ上がった人」という表現をご存知ですか?
私は知らなかったのですが、「江戸時代、首筋が美しいというのがセクシーで美人だった。首が白く長く、うなじにふた筋の髪の筋がくっきりとして、小さな股のように見える。小股の切れ上がった美人というのは、こういう女性を形容したのだと。」
芸者や舞妓が襟を抜いて首筋を見せ、二つの髪の筋を墨で描いてくっきり見せたのはそのためなのだろう。
鋭角的にすっきりとしたラインはまさに切れ上がるという語感である。

しかしこの、小股に関しては、いろんな説があるようです。
足の付け根、足指の股、ふぐらはぎのこと、はたまた、「小腹がすいた」というように、特定の部位を示すものではない。などなど・・・。
どれもこれももっともらしいのですが、「小股ってどこか」と詮索するより「よくわからない」まま置いておくということが、日本語の、ぼかして「感じ」「情緒」「雰囲気」として受けとめようとする美意識というものなのでしょうか。
いろんな国の「首に対する美意識」が、垣間見られた1日でした。

8月のレシピ

体にやさしいローカロリースイーツ!!

6月のレシピ

材料(約15個分)

(わらび餅)
■絹ごし豆腐・・・・・・・・1/2丁(約150g)
■片栗粉・・・・・・・・・・50g
■砂糖・・・・・・・・・・・大さじ1
■水・・・・・・・・・・・・1/4カップ
■きなこ・・・・・・・・・・・・大さじ1
■黒蜜・・・・・・・・・・・・・適量
■砂糖・・・・・・・・・・・・・大さじ1/2

作り方


鍋に豆腐、片栗粉、砂糖、水を入れる。
豆腐を木べらでざっくりとくずしてから、鍋肌に押しつけるようにして細かくする。
さらに、全体を混ぜ、なじませる。


鍋を中火にかけ、木べらで絶えずかき混ぜながら2分ほど煮る。
全体が半透明になって、鍋肌がみえるほどにまとまってきたら
さらに1~2分煮る。
火を止め、ボールに用意した冷水に餅を入れる。


粗熱が取れたら、水の中で、手で一口大に絞り出すように餅をちぎる。
そのまま水の中で冷やし、水けをきって器に盛る。
きなこに砂糖を混ぜてかけ、黒蜜をかける。できあがり!!

一口メモ
もちふわの秘密は豆腐+片栗粉の合わせ技。
しっとりソフトな食感を一度ためしてみてはいかが…♪

今月の体操教室

今月の体操教室は8/12(水) 8/26(水)です。
15時から行います。 担当は仲田先生です。
無料なので誰でもお気軽に参加して下さい。
皆で楽しく運動しましょう♪

☆お世話になりました☆

この度、私事ですが退職させて頂くことになりました。
未熟者の私は、皆様にご迷惑をおかけすることもありましたが、ここまでやってこさせて頂き厚くご御礼申し上げます。
ここで学ばせて頂いた事を生かして今後、活躍できるように精進してまいります。
皆様がいつまでも健康でいられるよう、心よりお祈り申し上げます。
村上 淳基

歓送迎会~♪

人の体と塩の関係

祇園祭りも梅雨も終わりこれから夏本番!!
先月号でもご紹介しましたが、この季節一番心配なのが「熱中症」ですね!
熱中症予防には水分と塩分が必要と言われていますが、今月は人の体と塩のかかわりをお話しします。

人間の体重の約3分の2は水分が占めていうことはよく知られていますが、体内の塩分量は、大人で体重の0.3~0.4%、子供では約0.2%といわれていて、例えば体重60㎏の成人の場合は体内の塩分量は約200g程度と言われています。
体内の塩分は腎臓の働きによって一定に保たれていますが、下痢や激しい発汗などで急激に塩分が失われることがあります。
体内の塩分が欠乏すると、口の渇きや頭痛、吐き気等の脱水症状や、血圧の低下、立ちくらみ、倦怠感、精神不安定、眠気、脱力感などの症状があらわれます。
人間は汗をかくことで、体内の不要な老廃物を早く外に出したり体温を調整したりしています。
汗は「しょっぱい」と感じられますが、これは汗の中に0.2~0.5%の塩分が含まれているためで、子の塩分は水分を体内に留める働きもしています。
汗をかいた際、水だけを飲んだ場合「自発的脱水」と言って体内に残っている塩分濃度に見合った水分しか受け付けなくなり、かえって脱水症状を引き起こす恐れがあります。
熱中症にならない為に水分と同時に塩分も摂取する様心掛けて、この暑い夏を乗り切りましょう!!