COMMUNICATION
山本ケア通信

皆様、明けましておめでとうございます。いよいよ平成最後の年となりましたね。今年のお正月は、どのようにお過ごしになりましたか？最近では、次の元号がどうなるのかが話題になっていますね。いろんな予想が出回っていますが、果たして何になるのでしょうか？
平成最後の年にあたり、自分の中で平成はどうだったかを振り返ってみました。平成元年に大学院に入学し、４年間リウマチに関する研究を行いました。この大学院生活では、我慢強さを学ばせてもらいましたね。
来る日も来る日も、昼夜を問わず実験を行い、そのほとんどは成果を得られませんが、諦めずに成果を信じて実験し、論文を書くという大学院ならではの研究生活を学ばせてもらいました。苦しかったですが、今思えば懐かしい日々でしたね。大学院中に結婚し、二人の子供に恵まれ、大学院終了後に学位を取得しました。そして、平成８年５月３０日にこの場所で、山本整形外科を開業しました。
元々、伏見という土地はあまり知らないうえ、開業前は滋賀県の甲賀病院に勤務していたので、本当に患者さんが来られるのか不安でいっぱいでしたが、確か開業初日に６人が診察に来られました。まったく新参もののところに受診していただいて、本当に嬉しかったですね。開業後１ヶ月もしないうちに、１日１００人以上の患者さんが診察に来られるようになり、やりがいを感じました。患者さんに対して、「骨粗しょう症」「腰痛」「肩こり」などの勉強会を行っているうちに、地域の会や学校で講演してほしいと依頼されたりして行っていました。
また、美容の方も手掛けるようになり、はじめの2，3年は毎週のごとく週末は、セミナーや講習会に参加して勉強していました。伏見医師会の理事になったり、また産業医でもあるため、中学校の校医にもなりました。そうこうするうちに、スタッフによる患者さん向けの体操教室を時々行うようになりました。好評でしたが指導できるスタッフがいなくなったため、次はどうすればよいかあれこれ考えていました。妻が、たまたまウォーキング、ダンストレーナーをしていたので、相談したところキーポイントは姿勢ということで、姿勢や歩き方の指導をしてもらいました。その前後で、立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25、握力、30秒椅子立ち上がりテスト、骨塩定量の測定を行い、その指導が効果のあることが判明したため、妻が執筆し私が監修した本が、昨年末出版されました。 　「寝る前1分の壁立ちで一生歩ける」「アチーブメント出版」今までいろいろな姿勢に関する本は出版されていますが、難点はなかなか持続できないことです。この本は簡単なメソッドで効果がでて持続できるという点です。皆様も、興味があれば参考にしていただければ幸いです。
これからも、皆様の健康に役立つよう頑張っていきたいと思いますので、スタッフ共々よろしくお願いします。