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『こむら返り』
過ごしやすい季節になりましたね。
暖かくなり外出する機会も増えウォーキングやランニングなどする人も多いかと思います。
しかし日頃から運動していないのに、急に運動して足がつって困ったという経験をされた方もおられると思います。
そこで、今月は足がつった、こむらがえりについて考えてみましょう。
いわゆる“足がつる”という現象は、医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれ、筋肉の過度な収縮により痛みを伴う痙攣が起きている状態のことを言います。
私たちは普段歩いたり運動したりするとき、足の筋肉を自分の意志で動かしています。
ところがなんらかの原因で、自分の意志とは関係なく足の筋肉が突然けいれんを起こすことがあります。
それが「足がつる」という症状です。
筋肉が収縮したままで硬直して元に戻りにくくなって、多くの場合痛みを伴います。
足の筋肉が冷えると筋肉が緊張状態となり収縮しますが、急に足を伸ばすことにより筋肉がうまく対応できず、筋繊維が収縮しているところと緩んでいるところの差が生まれ、その結果、足がつってしまうというわけです。
特にふくらはぎに起きることが多いため「こむら返り」とも呼ばれています(昔はふくらはぎを「こむら(腓)」と言いました)が、ふくらはぎ以外にも足の裏や足趾、すねや足の甲、太ももなどにも起こります。そして、就寝中や朝方、運動中や運動後、長時間の立ち仕事や激しい運動をしたあとなどいつ何時でもだれにでも起こりうる可能性があります。
足がつる原因は、筋肉疲労だけではなく、たくさんの汗をかくことによる水分不足やミネラル不足、加齢や疲労、冷え、運動不足、ストレスなど様々であり、特に、加齢や運動不足による筋肉量の減少や血行不良が原因となる場合も多く、50歳を超えると全員が“足がつる”経験をしたことがあると言われています。
実は、足がつりやすい体質を改善する成分が、ミネラルの1種である「マグネシウム」であることが分かったのです。マグネシウムは筋肉や血液の働きを正常に保つ働きがあり、不足すると、筋肉が異常に収縮し、けいれんを起こし、血流が悪くなり筋肉が酸欠状態となり、足がつりやすくなるのです。
足がつったときは、ゆっくりストレッチをしてつった箇所をゆっくり伸ばしたり、足がつった箇所を手でさすったり、蒸しタオルで温めてみるのも良いでしょう。
しかし無理に伸ばすと肉離れを起こす可能性もありますので注意してください。
体を温めて水分をしっかり摂り、軽いストレッチで予防することができます。
あまりに頻繁に起こるようだと、糖尿病や腎臓病、椎間板ヘルニアなどの病気が原因である可能性もありますのでご相談ください。
重要なお知らせ
5月より土曜日の12:00から19;00までの料金が変更になります。
18:00からの夜間料金と同じ対応となりますのでご了承ください。
スタッフのGW
あなたの骨チェック!
あなたの骨は大丈夫?骨粗鬆症セルフチェック
- 最近身長が縮んだ・背中が丸くなったと思う
- 閉経後の女性である
- 体格が細身である
- 両親のどちらかが太もものつけ根を骨折したことがある
- タバコを吸っている
- 日常的にお酒を飲む量が多い
- カルシウムを意識した食事をしていない
- 日光に当たる時間が少ない
- 関節リウマチ、福甲状腺機能亢進症と診断されたことがある
- 糖尿病や慢性腎臓病で通院中である
- グルココルチコイド(ステロイド)薬を使用している(服用・吸引など)
午後の予約マッサージ
月・火・金曜日の午後の診療時間内に実費での予約施術(マッサージや機能訓練など)を行っております。
※詳細はスタッフへお気軽にお尋ねください。
コース
30分:1,500円(税抜)
※税込み:¥1,650
60分:3,000円(税抜)
※税込み:¥3,300
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー
6月6日(木)・13日(木)・20日(木)・27日(木)
※「医療ダンス」は「メディカルウォーキング」に名称変更いたしました。これからもよろしくおねがいいたします。