
目次
梅雨のジメジメを吹き飛ばす
『ウロリチンA』のチカラ
梅雨に入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この時期、「なんだか体がだるい」「やる気が出ない」という声をよく耳にします。実は、そんな不調の背景には、細胞の元気不足があるかもしれません。今日は、その元気を取り戻すカギとなる「ウロリチンA」についてご紹介します。
ウロリチンAは、今、アンチエイジングや健康長寿の分野で注目されている成分です。あまり聞き慣れない名前ですが、私たちの体の中でとても大事な働きをしています。
もともとウロリチンAは、ザクロやラズベリー、クルミなどに含まれる「エラジタンニン」という成分が、腸内細菌の力で分解されて作られる物質です。つまり、自分の腸が元気でないと、ウロリチンAは作られません。
このウロリチンAがどんな働きをするかというと、まず一番大きな役割は「オートファジー(自食作用)」と「マイトファジー(ミトコンドリアの掃除)」の活性化です。
オートファジーは、細胞の中にたまった古いタンパク質や壊れた部品を分解・再利用する“掃除システム”のようなもの。マイトファジーは、細胞のエネルギーを生み出す「ミトコンドリア」を新しく保つ働きです。
ミトコンドリアが元気だと、私たちの体も元気になります。
さらに、ウロリチンAは「サーチュイン遺伝子」とも関係しています。これは“長寿遺伝子”と呼ばれ、カロリー制限や運動などでスイッチが入ることが知られています。ウロリチンAは、このサーチュイン遺伝子をサポートする働きがあると言われており、老化予防にも役立つと期待されています。
ただし、ここでひとつ注意点があります。誰もがウロリチンAを体内で作れるわけではないのです。腸内細菌の種類やバランスには個人差があり、ザクロをたくさん食べても、うまく作れない人もいます。研究では、作れる人はおよそ4〜5割程度だそうです。
「じゃあ、自分はどうなんだろう?」と気になりますよね。
ウロリチンAの量は、尿や血液で測定することができます。
実は私も、尿検査で調べてみました。結果は「平均より多い」とのことで、ちょっと安心(笑)最近では、ウロリチンAを含んだサプリメントも登場しています。腸内細菌でうまく作れない人でも、サプリで補うことが可能になってきました。ただし、服用を始める前には専門家に相談されると安心です。
まとめると、ウロリチンAは、細胞を元気に保ち、体の中から若さと健康を守ってくれる大切な成分です。老化、筋力低下、認知症の予防にも関係しており、私たちの毎日を支えてくれる“縁の下の力持ち”とも言えます。
「よく食べて、腸を整えて、体の中から若返る」――
そんな未来の健康習慣のカギになるのが、ウロリチンA。
この梅雨、ジメジメに負けず、体の中からスッキリ
元気を目指してみませんか?
熱中症に気をつけて!
熱中症は最悪の場合死に至る可能性もありますが、しっかりと対策すれば防ぐことができます。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
●熱中症になりやすい環境
下記の要素が組み合わさることで、発症リスクが高くなります!
屋外だけでなく、家の中でかかる「室内熱中症」も!
●こんな人は特に注意!発症者の半数以上は高齢者!
-
- 高齢者(65歳以上)
高齢になると体温調節機能が低下し、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。また、心臓病や糖尿病などの持病がある方は、熱中症の症状が重くなりやすい傾向もあります。
-
- 乳幼児
汗腺の発達が未熟なため、体温のコントロールがうまくできません。顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいていたりするときは、すぐに涼しい場所に移動させてください。
-
- 屋外で働く方
直射日光を長時間にわたって浴び続けると、急激に体温が上がり熱中症になる可能性が高まります。
そのほかにも、二日酔いや下痢などで
体内の水分が減っている人も要注意です!
症状が改善されない場合は医療機関へ!!
熱中症は対処が遅れると、最悪の場合死に至るほか、腎臓の損傷や脳の機能障害などの重い後遺症につながります。特に高齢者は体温を調整する力が落ちているため、エアコンを使うなどしっかり予防をして、立ちくらみや軽い頭痛など「熱中症かな」と思ったときは、すぐに応急処置を行いましょう。
夏バテチェックリスト
夏場、どんな過ごし方をしていますか?また、夏にこんな症状が増えることはありませんか?チェックがついた項目で、どのタイプの夏バテかがわかります。
□ 1.屋外と屋内の出入りが日中に3回以上ある
□ 2.エアコンの設定は25℃以下である
□ 3.夜、なかなか眠れない
□ 4.一日の大半を、冷房が効いた場所にいる
□ 5.イライラしがち
□ 6.生理痛がひどくなる
□ 7.頭痛や肩こり、むくみがひどくなる
□ 8.お腹を下しがち
□ 9.飲み物は、ほとんど冷たいものを飲む
□ 10.温かい食べ物より、そうめんなどの冷たいものを食べることが多い
判定! チェックがついた番号は?
1〜5…冷房バテ
6〜8…冷房バテ、食冷えバテ
9、10…食冷えバテ
チェックが多かった人は…
・夏でもしっかり湯船に浸かりましょう
・寝る前は明かりを暗めにしましょう
・体を温める食材を取りましょう
・薄着すぎるのは禁物です
PDF-FD療法
こんなお悩みありませんか?
□ 膝が痛くて外出が億劫に・・・
□ 膝や肩の痛みが長引いている
□ 日常生活に不便を感じる
□ 痛くて歩けない
□ 散歩や趣味のスポーツができなくなった
PDF療法とは、「血漿由来因子」の略称で、患者様ご自身の血液に含まれる血漿から成長因子を抽出し、濃度を高めて注入することで、より多くの成長因子の作用が期待できる局所注射の治療法です。
自分の血液を活用した世界に一つあなただけのオーダーメイド注射。
採血後、約2~3週間後に治療可能です。
※詳しくはスタッフまで!(パンフレットもあります。)
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー
平均年令80才の患者様たち12~14人くらいで楽しく、和気あいあいに、壁立ちやストレッチ、ウォーキングをしています。みなさんも参加しませんか? まずは一度、見学に♬(※詳しくはスタッフまで)