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肥満について
さて、10月になりました。皆様は、元気でお過ごしでしょうか。秋といえば、食欲。妙にすべてのものが美味しく感じられて、ついつい余計に箸を伸ばしてしまう。そうして気がつけば、体重計の針が、じりじりとこちらを責め立てる。人間の弱さは、甘味にも、油にも、実に正直に現れるものです。
さて、日本で「肥満」とされる基準をご存じでしょうか。実は、BMIが25を超えること、これがその境目とされています。BMIというのは、体重を身長の二乗で割った数字。けれども、この25という数値、三十年も昔の調査をもとに作られたもので、果たして今の私たちにぴったり当てはまるのか、疑問が残っていたのです。
そこで京都府立医科大学の研究者たちが、大規模な調査に挑みました。対象は40歳以上の男女16万人あまり。平均で6〜8年という長い年月を追いかけ、糖尿病や腎臓病、高血圧、さらには心臓病や脳卒中との関係を分析したのです。人の体は正直です。数字は、たちまちその答えを示しました。
まず、糖尿病や腎臓病は、BMI25あたりからすでに危険が倍増していた。
つまり、これまでの基準は決して的外れではなかったのです。しかし一方で、心臓病や脳卒中に関しては、BMI30を超えるあたりから急激にリスクが跳ね上がっていた。つまり、病気によって「危険の入口」が違うということです。
まとめればこうなります。
糖尿病はBMI24.6から危険が倍に。腎臓病は25.0から倍に。高血圧は26.8から倍に。
心臓病は30.8から倍に。脳卒中は32.0から倍に。
ひとくちに肥満といっても、その輪郭は病気ごとに違う。25という数字は、糖尿病や腎臓病を意識するなら確かに境界線ですし、心臓や脳に関してはもう少し余裕がある。しかし共通して言えるのは、体重が増えすぎれば、どの病気に対しても確実に不利になるということでした。
まずは自分のBMIを計算してみること。身長160センチの方なら、体重56キロでBMIは22、これが理想的とされる「標準」。64キロでBMI25、ここからが肥満の入口です。25を少し超えたからといって悲観する必要はありません。ただ、「そろそろ注意しよう」と思ってみること。そこからすべてが始まります。
秋は誘惑の多い季節です。栗も、梨も、サンマも、私たちを誘惑する。けれども、ほんの少しだけブレーキをかける勇気を持てたなら、体は確かに応えてくれる。毎日の散歩、軽い運動、それだけでも数字は変わってゆきます。大切なのは、無理をしないことです。家族の病気の歴史を思い出しながら、自分の体とゆっくり向き合うこと。
肥満は「病気の入り口」だと言われます。しかし考え方を変えれば、体重を管理することは「病気を防ぐ入り口」にもなり得る。入り口は一つでも、進む方向は自分で選べるのです。
この秋、皆様が「美味しく、そして健やかに」過ごされることを、心から願っています。
変形性ひざ関節症を知りましょう

Q.どのような病気ですか?
A
加齢や肥満、太ももの筋力の衰えなどが原因で
ひざ関節の軟骨がすり減り、関節に炎症や痛みが生じる病気です。
なお、一度すり減った軟骨は元には戻らないと言われています。



Q.どのような治療法がありますか?
A
保存療法
①生活改善
ひざに負担をかけない日常動作(イスやベッドの使用による立ち座りの負担の軽減、靴は軽くて柔らかい底の厚いものを使用する)、適正体重を心がけましょう。
②薬物療法
鎮痛薬(飲み薬・貼り薬)や薬を用いてひざ関節の炎症を抑えます。
③運動療法

④装具療法
杖やサポーターなどで、ひざ関節を保護し、負担を軽くすることができます。
※山本整形外科では毎週水曜日の9時半~12時半、金曜日の18時~19時の間で竹田技師による診察があります(当日又は、事前に先生による診察が必要です。ご相談ください。)
⑤温熱療法
ホットパックでひざを温めるなど血行を良くして関節のこわばりを改善し、痛みを和らげます。
⑥関節内注射
痛み止めや湿布で十分な効果が得られなかった場合、膝の中にヒアルロン酸を注入します。
⑦再生療法
山本整形外科ではPDF療法を行っています、詳しくはスタッフまでお聞きください。
また、初期から適切な治療に取り組み、病気の進行を抑えることが大切です。
職員紹介

寺本(てらもと)
「8月19日からお世話になっています。寺本と申します。
皆さんに沢山迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いいたします。」
森尾Dr.診察日
10月25日(土)
※変更になる可能性があります
PDF-FD療法

こんなお悩みありませんか?
□ 膝が痛くて外出が億劫に・・・
□ 膝や肩の痛みが長引いている
□ 日常生活に不便を感じる
□ 痛くて歩けない
□ 散歩や趣味のスポーツができなくなった
PDF療法とは、「血漿由来因子」の略称で、患者様ご自身の血液に含まれる血漿から成長因子を抽出し、濃度を高めて注入することで、より多くの成長因子の作用が期待できる局所注射の治療法です。
自分の血液を活用した世界に一つあなただけのオーダーメイド注射。
採血後、約2~3週間後に治療可能です。
※詳しくはスタッフまで!(パンフレットもあります。)
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー

平均年令80才の患者様たち12~14人くらいで楽しく、和気あいあいに、壁立ちやストレッチ、ウォーキングをしています。みなさんも参加しませんか? まずは一度、見学に♬(※詳しくはスタッフまで)
とき:毎週 木曜日13:15~15:00
10月 9日(木)・23日(木)・30日(木)
ところ:京都市いきいきセンター別館(京都市第2児童福祉センター2階)
施設使用料:1カ月1,000円
