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『ルンペルシュティルツヒェン効果』とは
今回は、最近ちょっと話題になっている「名前の力」についてお話ししたいと思います。
皆さんは、長く続いていた体の不調に病名がついた途端、「ああ、そういうことだったのか」とホッとした経験はありませんか?
実はこれ、医学の世界ではよく見られる現象で、研究者たちはこれを「ルンペルシュティルツヒェン効果」と呼んでいます。ちょっと難しい名前ですが、要は“診断されるだけで心が軽くなること”を指す言葉です。
昔話の怪物の名前を言い当てると力を失う、あのお話になぞらえて、「症状の正体(名前)がわかると、不安が弱まる」というイメージです。
研究では、この“名前がつくこと”には、薬とは別の治療効果があるとされています。
たとえば――
●「自分のせいじゃなかったんだ」と思えて、気持ちが軽くなる
●家族や周りの人から理解してもらいやすくなる
●治療や今後の生活の方向性が見えてくる
●「良くなるかもしれない」という希望が生まれる
こういった良い変化が起きることが、とても多いのです。
長く原因がわからないまま不調を抱えていると、「気のせいなのかな?」「年齢のせい?」と自分を責めてしまう方が多いのですが、きちんと診断名がつくと、「ああ、こういう理由があったのか」と肩の力が抜けます。
これは、医学的に症状を説明できるようになることで、モヤモヤしていた不安が“形”になり、整理されるためです。霧の中にいたのが、少し晴れていく感じに近いかもしれません。
ただし、病名がつくことには注意点もあります。
名前が一人歩きして、「私はこの病気だから」と必要以上に自分を縛ってしまうこともありますし、「病気」という言葉に過剰に不安を抱くこともあります。だからこそ、病名をお伝えするときには、医師の説明の仕方がとても大切になります。
山本整形外科では、病名そのものよりも、「これからどうすれば楽になるか」「どう付き合えば安心して生活できるか」を大事にしてお伝えするよう心がけています。
診断はゴールではなく、スタートです。
名前がわかることで、これまで見えなかった道が開けてくることがたくさんあります。昨年、体と心のことで頑張ってこられた皆さんに、本年はどうか少しでも安心と希望を持っていただけますように。
皆さんが元気に過ごせるようスタッフ一同しっかりサポートしてまいります。

ジグリング健康法(貧乏ゆすり)は身体にいいです‼︎
デスクワースで座っている時間が長く、あまり活動していない人は筋力が衰えやすく、また、足を動かさない時間が長くなると静脈のなかに血栓ができやすくなります。貧乏ゆすりには、こうした健康上のリスクを低下させる働きが期待されています。

〜ジグリング(貧乏ゆすり)の効果〜
❶エコノミークラス症候群(血栓症)の予防
エコノミークラス症候群は、飛行機のエコノミークラスへの搭乗によってのみ起こるわけではなく、長時間にわたる車の運転や車中泊、デスクワークなど、長時間過ごして足を動かすことが少なければ、どこでも発生する可能性があるといっても過言ではありません。ジグリングによってふくらはぎの筋肉が動き、血液の循環が改善されることで予防できると考えられています。
❷変形性股関節症の対策
変形性股関節症は何らかの原因で股関節の軟骨がすり減り、骨が変形してしまう病気です。関節の隙間が狭くなったり、関節の受け皿が小さかったりすることによって、股関節に痛みが出現します。変形性股関節症の保存療法のひとつとしてジグリングが行われることがあり、ジグリングを実施することによって、変形性股関節症の痛みの軽減、関節裂隙拡大、軟骨の再生などの効果が期待できます。
❸冷えやむくみの改善
ジグリングを実践することで、下肢の血流が良くなり、足の冷えやむくみなどの軽減につながりやすくなりますし、動かさないことで凝り固まりやすくなる下肢の筋肉の柔軟性を高める効果も期待できます。下肢の血流改善効果という観点からは、ジグリングをする前と後では、ふくらはぎの皮膚の温度が5分後に平均約2度上昇したという実験結果があります。ふくらはぎの筋肉が動くと、全身の血流が促進されることでむくみの解消も期待できます。



お願い
股関節への負担が少ない体操ですが、以下に当てはまる方は実施を控えてください。
● 人工股関節のある方・炎症や痛みがある方・骨粗鬆症が重症な方
● 先天性の重度の股関節形成不全の方
退職ごあいさつ

この度、令和7年12月で山本整形外科を退職することとなりました。日々、受付にて皆様が治療に励む姿に元気を頂いておりました。
短い間ではありましたが、大変お世話になりました。
まだまだ寒い日は続きますので、体調管理にお気を付けて、ご自愛下さい。 川田
PDF-FD療法

こんなお悩みありませんか?
□ 膝が痛くて外出が億劫に・・・
□ 膝や肩の痛みが長引いている
□ 日常生活に不便を感じる
□ 痛くて歩けない
□ 散歩や趣味のスポーツができなくなった
PDF療法とは、「血漿由来因子」の略称で、患者様ご自身の血液に含まれる血漿から成長因子を抽出し、濃度を高めて注入することで、より多くの成長因子の作用が期待できる局所注射の治療法です。
自分の血液を活用した世界に一つあなただけのオーダーメイド注射。
採血後、約2~3週間後に治療可能です。
※詳しくはスタッフまで!(パンフレットもあります。)
森尾Dr.診察日

メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー

平均年令80才の患者様たち12~14人くらいで楽しく、和気あいあいに、壁立ちやストレッチ、ウォーキングをしています。みなさんも参加しませんか? まずは一度、見学に♬(※詳しくはスタッフまで)
とき:毎週 木曜日13:15~15:00
1月15日(木)・22日(木)・29日(木)
ところ:京都市いきいきセンター別館(京都市第2児童福祉センター2階)
施設使用料:1カ月1,000円
