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「卵1日1個まで」は都市伝説!?
子供のころは時間がなかなか経たなかったのになぁ~。
以前は、卵は1日に1個以上食べない方がいいってよく言われていたのをご存知ですか?
卵はコレステロールの含有量が多い食材で、卵1個当たり約235mgものコレステロールを含んでいたために「卵はコレステロール値を上げるので、食べるのは1日1個まで。」と言われていたのです。
実際教科書にもそのように書かれていましたし、私も患者さんにそのように話していたことがありました。
実は、これは間違って広まってしまった健康常識だったのです。
「卵はコレステロールを上げる」というのは、実は都市伝説だったのです。
これは、1913年のロシアでの実験で,草食動物のウサギに卵を食べさせたら血中コレステロールが増加したということが一端であったと言われているのです。
草食動物は植物に含まれている微量であるコレステロールを体内に蓄積しやすい性質がありますが、人間は雑食で、他にも動物性食品を食べるので、ウサギの実験のように、どんどんコレステロールが蓄積され、高くなるわけではありません。
人間は必要なコレステロールの80%を肝臓などの体内で合成し、食物から摂取するのは20%程度なので、コレステロールを食品の成分として摂取したとしても、体内で作るコレステロールの量を自然に加減するので、急には血中の濃度が高くなることはないのです。
卵は、体内で合成できない8種類の必須アミノ酸をバランスよく含んでいる良質のたんぱく質食品ですから、毎日2~3個食べても実は問題はないのです。
卵黄に多く含まれているレシチンは、細胞膜や神経組織を構成するコリンの供給源で、老化やボケの防止にも役立つと言われています。
また、免疫力を高めるビタミンAや、新陳代謝を活発にするビタミンB群も含んで、完全栄養食品とも言われています。
もちろん食べ過ぎは厳禁ですが、健康な人が1日あたり2~3個程度の卵を食べる分には動脈硬化や脳梗塞の発症は増えないという報告もあり、最近では「卵に含まれるコレステロールを必要以上に恐れる必要はない」という考え方が主流になっているのです。
そうはいってもコレステロールが普段からかなり高めの人は食べ過ぎには気を付けてくださいね。
1月のレシピ
簡単タルタルをたっぷりからめてどうぞ!!フライパンチキン南蛮♪
材料(2人分)
とりもも肉・・・・・・・・・・・・・・・・・・大1枚(約300g)
溶き卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個分
グリーンリーフ・・・・・・・・・・・・・・・・適量
レモンのくし形切り・・・・・・・・・・・・・・2切れ
甘酢だれ
(酢、みりん、しょうゆ各大さじ2 砂糖大さじ1)
タルタルソース
(ゆで卵の粗みじん切り2個分 玉ねぎのみじん切り1/4個分 マヨネーズ大さじ3 牛乳大さじ1/2 レモン汁小さじ1)
塩 粗びき黒こしょう 小麦粉 サラダ油
作り方
①とり肉余分な油を除き、包丁で数カ所切り目を入れ、塩、こしょう各少々を両面にふる。
バットに入れて小麦粉を薄くまぶし、溶き卵をからめる。
②フライパンに1㎝深さの油を中温(約170℃)に熱し、①を入れる。
途中上下を返しながら、全体にこんがりと揚げ色がつくまで7~8分揚げ焼きにし、取り出して油をきる。
③フライパンをきれいにし、甘酢だれの材料を混ぜ入れ、中火にかける。
煮立ったら②を戻し入れて、甘酢だれを全体にからめる。
④器にグリーンリーフを敷き、③を食べやすく切って盛る。
フライパンに残った甘酢だれをかける。
タルタルソースの材料を混ぜてかけ、レモンを添える。
一口メモ
好みでパセリのみじん切りを散らしてもOK!!
油が少なくてすむので、気軽に揚げものが楽しめる♪
今月の体操教室
今月の体操教室は1/6(水) 1/20(水)です。
15時から行います。 担当は仲田先生です。
無料なので誰でもお気軽に参加して下さい。
皆で楽しく運動しましょう♪
☆山本整形大忘年会☆
朝田先生のツボ講座!!
少海(しょうかい)
場所・・・肘の内側の骨と肘を曲げた時にできるシワの延長線上で骨に近い所。
効能・・・頭痛、めまい、肘の痛み、精神安定。
*親指の腹を使い、イタ気持ちいい程度にゆっくり押し込む。