目次
『大豆の偉大さ』
今月は大豆について考えていきましょう。
大豆は健康に良いと言われていることはご存知の方も多いかと思います。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど栄養価が高い食品です。
それは、大豆が肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいるからなのです。
大豆のおおよそ30%は「タンパク質」です。
タンパク質は、必須アミノ酸がたくさん含まれている良質な成分です。
特に大豆のたんぱく質には脂質代謝を改善する作用があるので、体脂肪の蓄積を抑制して血中のコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあります。
そのほかにも大豆は、炭水化物・脂質・食物繊維・カルシウム・カリウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・ビタミンE・ビタミンB1・葉酸・といったさまざまな栄養素が含まれています。
こういったことから、大豆は自然から生まれた「バランス栄養食」であるとも言われているのです。
食物繊維は「水に溶けやすい水溶性食物繊維」と「水に溶けにくい不溶性食物繊維」があり、大豆に含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は水分を吸収して便のカサを増やすので、便秘の予防にも役立ちます。
大豆はカルシウムの供給源としても有用です。
カルシウムは骨や歯の主要な構成成分であるだけでなく、筋肉の収縮や血液凝固などにも関与しており生命を維持する上で重要な栄養素です。
しかしカルシウムは不足しやすい栄養素で、日本では男女ともに目標を充たしていないことがわかっています。
大豆はサラダにも煮物にも炊き込みご飯にもアレンジしやすいので、カルシウムを補うためにも積極的に食べるとよいですね。
大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と構造が似ています。そのため、更年期障害の軽減、骨粗しょう症の予防に有効です。
また、大豆を食べることでがんの発症リスクが少なくなるということが挙げられます。
大豆に含まれるイソフラボンが、がんの予防効果を持つということは多く国内外で発表されてきています。
豆腐・納豆などの大豆食品を毎日欠かさず食べている女性は、乳がんの発症率が2割程度低下したという報告もあります。
女性はもちろん、男性にも大豆はおすすめです。
男性の前立腺では、治療が不要なほどの微小ながんが少しずつ年齢とともに増加すると言われていて、前立腺ガンというものは、男性ホルモンの働きが影響することで発症するがんだと言われています。
女性ホルモンに似た作用を持っているイソフラボンを定期的に摂取することで、男性ホルモンの過剰なまでの働きを抑えてくれて、前立腺がんを発症しにくくなるとも言われています。
万が一発症してしまっても、進行を抑制することができるとされているのです。
ちなみに、アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうです。
女性にはもちろん男性にも効果があるものなので、積極的に大豆食品を摂取していきたいものですね。
後ろ姿『マイナス5歳!』
簡単二の腕やせ&姿勢改善
❶背中で左右の手の指を組む。肩幅に足を開いて立つ。
❷両手を組んだまま両腕を上下に動かす。両腕を上げ下げするときには、肩甲骨が引き寄せられているのを意識しながら動かします。背中が丸まらないように注意!
寝姿勢
“寝姿勢”とは、寝ている姿勢のことで、主に仰向け・横向き・うつ伏せなどがあります。
❶仰向け
仰向けはリラックスした状態の寝姿勢
日本人に多い、平たい体格の人向き。
メリットは体液循環がよく、猫背の改善や防止が期待できる。
デメリットは気道が塞がれやすくいびきにつながるリスクがある。
❷横向き
横向きはいびきに有効な寝姿勢
肥満や扁桃腺肥大で気道が狭くなっている人向き。
メリットは呼吸がしやすくいびきをかきにくい。
デメリットは筋肉のこりやひえの原因に。
❸うつ伏せ
うつ伏せは精神的に落ち着く姿勢
入眠時や短時間の睡眠には向いている。
メリットはリラックスしやすい。
デメリットは首への負担や歯並びのゆがみ、むくみの原因に。
オージャス注射:プラセンタ再開のお知らせ
2023年2月からメーカーの出荷停止により中止しておりました
オージャス注射のプラセンタを3月1日より再開いたします。
ご迷惑おかけしました。
午後の予約マッサージ
月・火・金曜日の午後の診療時間内に実費での予約施術(マッサージや機能訓練など)を行っております。
※詳細はスタッフへお気軽にお尋ねください。
コース
30分:1,500円(税抜)
※税込み:¥1,650
60分:3,000円(税抜)
※税込み:¥3,300
森尾Dr.診察日
3月9日(土)
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー
3月 7日(木)・14日(木)・21日(木)・28日(木)
※「医療ダンス」は「メディカルウォーキング」に名称変更いたしました。これからもよろしくおねがいいたします。