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『 宿敵!こむらがえり!!』
ようやく春の兆しが見え始めましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ロシアのウクライナへの侵略、コロナの収束もまだ程遠いなど、明るいニュースがあまり見当たりませんね。ようやく暖かくなって来たことが、唯一の救いでしょうか。
今年の冬は、例年よりかなり厳しかったですね。寒いと足がつって痛い人も多かったのではないでしょうか?ということで、今月は、足のつり、「こむらがえり」について考えていきましょう。
こむらがえりは、主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、痙攣(けいれん)することで起こります。
ちなみに、こむらがえりの「こむら」はふくらはぎのことを指します。実は、足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生する可能性があるのです。
皆様知っていましたか?医学用語では「有痛性筋肉痙攣」と言います。
運動中や就寝中に発症することが多く、妊娠中や加齢によっても起きやすくなります。
こむらがえりを起こすと、強い痛みを伴いますが、多くの場合は数秒から数分間でおさまります。
こむらがえりの起こる原因は、神経の伝達と筋肉の収縮を調整しているカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルバランスの乱れとも言われています。
夏は、汗をかきやすくミネラルが奪われることがあります。それらのミネラルをはじめ、筋肉に必要な物質を届け、老廃物を取り除いているのは血液なので、筋肉への血行が悪くなると、こむらがえりは起こりやすくなるのです。
クーラーや薄着による冷えのほかに、脂質異常症や糖尿病、加齢や動脈硬化によっても血行は悪くなります。
予防するには、十分なミネラルの摂取が最も重要です。マグネシウムは、ワカメ、ヒジキなどの海藻類のほか、ナッツ類に多く含まれています。
また、カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、骨ごと食べられる魚などに多く含まれています。
カリウムは、長いも、さつまいもなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物に豊富です。これらの食品はミネラルだけでなく、ほかの栄養価もすぐれているので、意識的に摂取することが必要です。
運動時や就寝時も、水分不足でこむらがえりが起きやすくなります。
運動中は、スポーツドリンクなどで水分とミネラルをこまめに補給しましょう。また、運動前にカリウムが豊富なバナナを食べるのも予防になります。就寝前にコップ1杯の水を飲むことも有効です。
足が冷える人は、就寝時に靴下やストッキングを履いて温めるのも、予防につながります。
対処法としては、膝を伸ばして足先をすねの方に(手前に)ゆっくり引くようにするなど、腓腹筋を少し伸ばすと改善しやすくなります。
また、壁に足の裏を押しつけて、ふくらはぎを伸ばしてもOKです。
ただし、無理やり一気に伸ばすと筋肉が損傷し、肉離れを起こすことがあるので注意が必要です。
慎重に、ゆっくり伸ばしてください。
こむらがえりは死に至る病気ではなく、予後は良好ですが、こむらがえりを繰り返す人は、他にも、思いがけない病気が潜んでいる場合があります。
痛みがおさまらない場合は、早めに受診したほうがいいでしょうね。
花粉症におすすめ「ツボ」8選!
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ・・・。
筒井先生オススメの花粉症症状を緩和する8のツボをご紹介
▼▼▼▼首から上の不快な症状を和らげる 便利なツボ▼▼▼▼
●ツボ1「合谷(ごうこく)」
首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあるので、初心者でも分かりやすいツボといえます。片方の手の人差し指と親指ではさんで適度な力で揉みましょう。
▼▼▼▼目の充血やかゆみ、腫れぼったさをとるツボ▼▼▼▼
●ツボ2「魚腰(ぎょよう)」
眉山(眉の中央)を、やや下から押し上げるように刺激します。
●ツボ3「太陽(たいよう)」
眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、閉じた口を開けた時、ややへこむ箇所に当たります。漫画に出てくるおばあさんはよくこめかみに膏薬を貼っていますが、それがこのツボです。ここを刺激することで、側頭筋や外眼筋に刺激を与えることになります。
●ツボ4「清明(せいめい)」
目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボ。目が疲れた時に無意識に押さえてしまう箇所です。人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押しこむように刺激します。
●ツボ5「承泣(しょうきゅう)」
黒目の真下にある下まぶたの中央にあるツボ。ここを下から押し上げるように刺激します。
▼▼▼▼鼻づまりを緩和するツボ▼▼▼▼
●ツボ6「迎香(げいこう)」
犬歯の根本に位置し、左右の小鼻のくぼみにあるツボ。ここに人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すと、鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。
●ツボ7「上迎香(じょうげいこう)」
その名の通り、迎香のやや上に位置し、鼻の付け根の両側にあるツボです。ここをぐっと押すと痛さを感じますが、ある程度の強さで押さないと効果は期待できません。鼻づまりに効果があるので「鼻通(びつう)」ともいいます。
▼▼▼▼鼻水を抑えるツボ▼▼▼▼
●ツボ8「大椎(だいつい)」
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあるツボ。首の後ろにあり、少し押しにくい箇所なので、寝た体制でツボ押しするのがおすすめです。鼻水など鼻の不快な症状の緩和が期待できます。
レシピ「春野菜のコンソメ煮」
食で春を楽しもう!春野菜のおすすめレシピ
【材料1】
・アスパラガス:2本 50g
※ラップで包み、電子レンジ500Wで1分半ほど加熱しておく
・水:350ml
・ニンジン:3/10本 60g
・エリンギ:1パック 50g
・ベーコン:2枚 20g
・ニンニク:小さじ1/4 1g
・コンソメ:大さじ1/2 4.5g
・塩:少々 0.2g
【材料2】
・春キャベツ:100g
・胡椒 少々
作り方
鍋に【材料1】を入れ、沸騰したらベーコン、ニンニク、コンソメ、塩を加えて、蓋をして弱火~中火で8~10分ほど煮込む。
【材料2】春キャベツを加えて蓋をして、1~2分ほど煮込み、最後に胡椒をふる
頭の体操:答え
Q1.「アスパラガス」
「スパラ」が「セパレート」と同言語です。
「たくさん分かれる」や「はげしく裂ける」
が語源です。
Q2.「ホトトギ・ス」
「ホトトギ」が鳴き声で、「ス」は鳥や虫など、
飛ぶものを表す接尾語です。
Q3.〇 = ふ △ = こ ▢ = う
Q4.「C」
Aが正直者と仮定すると、Cがうそつきとなり、結果Bは正直者となります。これでは正直者は2人になってしまいます。Aがうそつきと仮定すると、Cは正直者となり、結果Bはうそつきとなります。正直者は1人なので、Cが正解です。
Q5.「秋・春」
「鯵 鰹 鮫 鱈 鯰 鱩 鱒」を読み直すと、「あじ かつお さめ たら なまず はたはた ます」というように「あ か さ た な は ま」と並んでいます。同じように、「あ か さ た な は ま」という並びになる漢字を当てはめます。
〇・▢に秋・春を入れたうえで、2番目のカギカッコ内の漢字に魚編を付けると、「鮎 鰍 鰆 鯛 鯰 鱧 鮪」となります。読み直すと、「あゆ かじか さわら たい なまず はも まぐろ」というように「あかさたなはま」と並びます。
退職ごあいさつ
長い間お世話になりました
安田 仁美
この度、13年間お世話になった山本整形外科を退職することになりました。
多くの患者様と出会い、そして患者様の笑顔で元気とパワーをもらって毎日楽しくお仕事をさせて頂く事が出来て感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも陰ながらではございますが、皆様の心と身体の健康をお祈りしています。
本当にありがとうございました。
医療ダンス
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー
4月14日(木)・21日(木)・28日(木)