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COMMUNICATION

『冬!乾燥!?カサカサの季節』

新しい年を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年も相も変わらずコロナ一色の年でしたね。日本では、新規感染者が激減してよい兆しが見えていたところに新しいオミクロン株なる変異株が世界的に出現してきて今年は、いったいどうなることでしょうね。

ところで、冬になると乾燥してかゆみが出たり、色々な皮膚症状が出て全身の皮膚がカサカサしてかゆくてたまらないとお困りの方も多いと思います。なぜ高齢になるほど皮膚が乾燥してかゆくなりやすくなってしまうのでしょうか。というわけで今回は、「皮脂欠乏症(乾皮症)」について考えていきましょう。

皮脂欠乏症は、皮膚の表面の脂や水分が減少して、乾燥を生じてしまう病気です。中高年者の手足、特に膝から下によくみられ、皮膚がカサカサしてはがれ落ちたり、踵の皮膚がひび割れて、血が出て、痛くてなかなか治らないし「なんとかしてくれ~」という経験をされた方も多くおられるでしょう。また、かゆみを伴い、掻くと悪化して湿疹になったりします。

空気が乾燥し始める秋から冬にかけて症状が出はじめ、真冬になるとひどくなりますが、夏には自然に軽快したり、治ったりしてしまうこともあります。なぜ痒くなるかというと、それは主に皮膚の中に存在するかゆみを脳に伝える“C-線維”という神経が関係していて外からの刺激や体内でのアレルギー反応によってかゆみを引き起こす物質(主にヒスタミン)が放出され、刺激の情報を脳に伝えます。すると脳がかゆみを認識するため、かゆみを感じるというわけです。乾燥肌はC-線維が通常よりも皮膚の表面近くまで伸びてくるため、外からの刺激に敏感になりかゆみを感じやすくなるのです。

治療は、軽症では保湿剤が主になります。

❶ワセリン、親水軟膏
❷尿素製 剤
❸ヘパリン含有類似物質。

中等度以上ではステロイド外用剤、かゆみ止めの内服剤(抗ヒスタミン剤)となります。
皮脂欠乏症(乾皮症)にならないためには、空気が乾燥している冬に増悪しますので初冬の時からの心がけが大切です。

  1. 朝と入浴後にすぐ保湿剤を塗って皮膚のうるおいを保ちましょう。入浴後時間が経ってからではあまり効果がありません。
  2. お風呂に長く入りすぎたり、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗いすぎないようにして皮脂をとりすぎないことが大切です。
  3. 空気が乾燥すると、皮膚の乾燥やかゆみもひどくなります。加湿器、観葉植物、濡れたバスタオルを置くだけで効果はあります。
  4. 皮膚を刺激すると、かゆみがひどくなります。肌着類などはなるべく肌にやさしい木綿のものがお薦めです。
  5. 掻くと症状がひどくなるので、できるだけ掻かないようにしましょう。
  6. アルコールや香辛料などの刺激物をとりすぎると、身体が温まり、かゆみがひどくなるので控えめにしましょう。

以上のことを心掛けてこの冬、皮膚の乾燥を予防して快適に暮らしましょう。


“Global Unity JAPAN”開催


弊社代表が実行委員長を務める、美と健康のコンテスト
“Global Unity JAPAN”先日無事開催されました。
応援してくださった皆さまありがとうございます。

正月太り対策!

年末年始の食べすぎ・飲みすぎで、お腹まわりが気になっていませんか?今回は、そんなぽっこりお腹が気になる人におススメの体操をご紹介します。テレビを見ながらでもできるのでぜひやってみて下さいね。

『お腹ひねり体操』

体操の目安:20~30回

『足上げイス腹筋』

体操の目安:15~20秒×1セット


 

大人向けの雑学クイズ!
お正月&1月三択問題!

Q1.そもそも「正月」とはいつからいつまでのことでしょう?
❶ 1月1日~1月3日
❷ 1月1日~1月7日
❸ 1月1日~1月31日

Q2.「松の内」とは何のことでしょう?
❶ 門松を準備する期間
❷ 門松を飾っておく期間
❸ 門松を片付ける期間

Q3.門松を飾るのは何のため?
❶ 家の前を華やかにするため
❷ 年神様を家に招き入れる目印
❸ 裕福な家庭の象徴

Q4.「初日の出」を拝む風習はいつから盛んになったでしょう?
❶ 平安時代
❷ 明治時代
❸ 昭和時代

医療ダンス

ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー

1月6日(木)・13日(木)・20日(木)・27日(木)