
目次
『頭痛』
新緑の良い季節になりましたが、頭痛があって調子が悪いという人もおられるかと思います。
そこで今月は頭痛について考えていきましょう。
日本人のうち約4,000万人(日本人の3人に1人くらい)は日ごろから慢性頭痛に悩まされている人、いわゆる「頭痛もち」と言われています。
思っていた以上に多くの方が頭痛に悩んでおられるのですね。
多くの人に起こる頭痛は、大きく「片頭痛」と「緊張型頭痛」に分けられます。
「緊張型頭痛」が一番多く、15歳以上の日本人の約20%で、2番目が「片頭痛」で10%弱です。
緊張型頭痛の痛みの程度は片頭痛に比べて軽く、頭全体が重くなって圧迫されるような、グーッと締めつけられるような痛みがあります。
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起き、血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。
また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあります。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあります。
いずれのタイプも体と心の緊張を解消するのが第一なので、初めから薬に頼らず、ストレッチや体操、マッサージをしたり、外の空気を吸ったりして気分転換を図ることです。
一方、片頭痛の患者は女性の方が男性よりも約4倍も多く特に30歳代女性の約20%は片頭痛をもっていると言われています。
症状としては、ズキンズキンという拍動性の痛みが、頭の片側(ときには両側)に起こります。
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起き、周囲の三叉神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。
「片頭痛」の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。
また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。
頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあり、頻度や時間には個人差がありますが、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
対処法としてまずは、自分の片頭痛を起こす誘因をつかんでおくことです。
一般的な誘因としてはワインやチーズが有名です。
寝過ぎ、車や人の流れ、騒音、まぶしさなども誘因となります。
片頭痛の防止には、これらの誘因を避けることですが、頭痛が起きた場合は、できるだけ安静にすることです。
暗い部屋に横たわり、眠ってしまうことが一番です。
その時の痛みをやわらげる方法は人それぞれで、痛む所を抑えたり、頭を冷やす・温めるなど、自分で楽になる方法を見つけることですね。
スタッフのGW
研修の様子
整形外科スタッフと隣のソフトメディのスタッフで毎月研修を受けています。その様子をご紹介!!
ご存じですかキャンペーン
メディウォーキングプレゼント!!!
木曜日と土曜日の午後診を始めて、5カ月が経ちました。
それを記念して、山本整形外科に木曜日と土曜日の午後にご来院された患者様に、
メディウォーク(保湿ジェル)をお試しサイズでプレゼントさせていただきます。
※無くなり次第終了となります。
「メディウォーキング」とは山本整形外科が開発したジェルで、
- ヒアルロン酸の体内生成を助け、コラーゲンを強くする働き、皮膚の新陳代謝を促進する働き
- 筋肉のダメージ回復・足のこむら返りを抑える働き
- 関節やお肌にあるヒアルロン酸の「もと」になる成分が入っており、保水・潤滑の働き
以上の効果が期待できます。
1月16日からの診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~12:30 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
15:00~19:00 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
森尾Dr.診察日
6月17日(土)
午後の予約マッサージについてのお知らせ
浦田先生が退職されたため人手不足により、しばらくの間、休止させていただきます。ご迷惑おかけしています。
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう! ー
6月1日(木) ・8日(木)・15日(木)・22日(木)・29日(木)
※「医療ダンス」は「メディカルウォーキング」に名称変更いたしました。これからもよろしくおねがいいたします。