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『糖質について』
今月は糖質について考えていきましょう。
最近、スーパーやコンビニエンスストア、テレビコマーシャルなどで「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」などといった表示や言葉をよく見かけたり、耳にするようになりましたよね。
皆様、どちらも「砂糖を使っていない」という意味だと思っていませんか？実は、「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」はそれぞれ意味が異なるのですよ。
まずその前に、糖質とはどういったものでしょうか。
糖質とは炭水化物から食物繊維を除いたもので、多糖類（米や小麦、イモ類に含まれるデンプン）、糖類、糖アルコール（天然の甘味料キシリトールなど）、その他で構成されています。
糖類とは糖質の一部です。単糖類（ブドウ糖や果糖など）または 二糖類（砂糖や乳糖など）のみを指します。
似たような響きでも別物だということがわかりますね。
ここで、「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」は本当に「ゼロ」なの？という疑問が起こりますよね。
「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」は意味が違うのです。「糖質ゼロ」の場合、糖類（砂糖など）も多糖類（デンプンなど）も糖アルコール（キシリトールなど）も含みません。
一方で「糖類ゼロ」の場合、砂糖やブドウ糖などは含みませんが、キシリトールやソルビトールなどの甘味料が使われている場合があるのです。
実は法律上では、糖質があっても「ゼロ」などの表示が出来てしまうのです！！
「ゼロ」と表示されていても必ずしも完全に「ゼロ」とは限らないのです。
飲料100ml当たり、食品100g当たり0.5g未満なら、「ゼロ」「無」「ノン」「レス」などの表示ができてしまうのです。
皆様、ご存知でしたか？大部分の人が詳しいことまで知らなかったのではないでしょうか。
また、「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」「糖類オフ」の食品表示基準はありますが、「糖質オフ」は表示できる基準が決まっていないので注意が必要です。
「糖質オフ」は販売者の責任において、比較対象商品に比べて低減されていれば「糖質○％オフ」と表示が出来るのです。 驚きですよね。
500mlのペットボトルの量に換算すると「糖質オフ」には表示基準がないため、表示されている糖質量を確認し、選ぶ方がいいですね！
「無」「ゼロ」なら2.5g未満、「低」「オフ」なら12.5g未満ということになるのです。
また、カロリーや糖質が抑えられている製品なら、沢山摂っても大丈夫かと思われがちですが、それは全く違います。
多くのカロリーや糖質が抑えられている商品は、人工甘味料が使用されています。
人工甘味料は糖質やカロリーを抑えられる反面、デメリットもたくさんあるのです。
1.甘みが砂糖の何倍もあるため、甘みに鈍感になったり（果物などの自然な甘さが物足りなくなるなど）
2.ホルモンに影響を及ぼし体内に脂肪を蓄える事もあります。
3.依存性も発生したりします。
「ゼロ」「低」だからと安心して1日に何本も摂取し続けると、気付かないうちに糖分やカロリーを多く摂取してしまいがちになります。
飲んだり食べたりするなら「低」より「ゼロ」にするなど、注意深く気をつけた方がこの秋はいいですね。
外反母趾予防&軽減させる体操
成人のおよそ30%に認められるといわれる外反母趾（がいはんぼし）。
母趾（足の親指）のつけ根が飛び出し、その先が小指側に曲がってしまった状態ですが、日本人が靴を履くようになってから足の代表的な疾患となり、痛みに耐えながら日々を過ごしている人も多い身近な病気です。
運動療法
ゴム紐を両足の母趾にかけて離す方向に力を入れるHohmann体操が有名で、軽度から中等度の外反母趾に対して痛みを軽減する効果が期待できます。また足の指でグー・パーを作って指を開く母趾外転筋運動も軽度から中等度の外反母趾に対して若干の変形矯正効果が期待できます。
スタッフ紹介
嶋津
誠心誠意頑張っていきますので
よろしくお願いします。
退職ごあいさつ
長い間お世話になりました
前田
1年4ヶ月と短い間でしたが、山本整形外科を退職することになりました。皆さんの笑顔のおかげで楽しく働くことができました。皆さんの心と身体の健康をお祈りしています。ありがとうございました。
森尾Dr.診察日
10月28日（土）
メディカルウォーキング
ー 人生の最期まで、自分の足で歩きましょう！ ー
10月5日（木）・12日（木）・19日（木）・26日（木）
※「医療ダンス」は「メディカルウォーキング」に名称変更いたしました。これからもよろしくおねがいいたします。